経済産業省前の「原発いらない全国の女たちアクション」に参加

地域でも、反対の声をつなげよう

「原発いらない!」と福島の女たちが立ち上がり、経済産業省前に座り込む!というチラシを、国立の「住民投票で決めよう、住基ネット」署名運動スタート集会(10月29日)で受け取りました。「福島に住む女たちは、何があろうと原発はNO! 経済より命だ。行くなら経産省。原発を推進したのだから!」と100人で座り込みを決意している、と書いてありました。

私も! と11月3日に、霞が関まで行ってきました。福島の女性たちの座り込みは29日までの3日間で終わり、「原発いらない全国の女たちアクション」が行動を引き継いでいました。やはり1人で参加したという若い女性の隣に座りましたが、原発事故が起きて、行動を決意し、生まれて初めてデモにも参加した、この行動もネットで知ったといいます。自作のプラカードを膝の前に立て、持参したオカリナを吹く姿に、こんな静かな抵抗がもっと広まれば、流れが変えられると思いました。

 現場では、ソーシャルメディアのIWJが行動を記録し、配信していました。10月29日にIWJを立ち上げた岩上安身さんの話を都ネットの学習会で聞いたばかりです。巨大・独占で情報を統制するマスコミに対し、自分たちは「人々の声を世界に、同時に安価で発信するのだ!」「主権を取り戻そう!」と語ってくれました。たしかに新聞には少ししか触れられていないのが無念ですが、経産省のお役人にとって、この行動が広まることは本当に怖いのだろうと思います。

 3日は休日で道行く人も少なかったのですが、平日は、さまざまなアピールをしたり、「決意」を編みこんだ指編みの毛糸のロープで経産省を包囲したとか。参加したかった。

私たちも地域で、原発反対の行動を挙げることが、福島の女たちとつながることだと強く思いました。