原子力発電をとめるために私たちにできる行動として、生活者ネットは、原子力発電所の是非を問う「都民投票」を実現させようと、直接請求署名活動を開始しました。なんと東京都は、東京電力の株式の2.7%弱を保有している、第5番目の株主です。ですから都民の税金が東電に流れています。東電はマスコミも政治も動かす「権力」ですが、私たちには意見表明できる理由があります。活動についてはインターネットで調べてくださるようお願いします。
この署名は各自治体ごとに集め、選挙管理委員会に提出します。一般の署名活動とは違い、手続きも厳格なものですが、ご賛同くださる方は、ネットまでお問い合わせください。資料をお送りします。12月に入ったら、本格的に署名活動を開始する予定です。
そんななか、地域の放射能の測定活動も続けています。15日には、お子さんの通う学校内の、心配な場所を測りたいという保護者の声に学校が応えてくれ、数地点を測定してきました。私たちの測定器と、市が小学校に備えた測定器とで測ることができました。写真は小学校校庭脇の階段下で、黒いのが私たちの測定器です。どちらの測定器でも、グラウンドの中央の値より、隅っこは若干高めです。何より、市の機器と比較測定できたことが有意義でした。学校と市のご理解とご協力に感謝いたします。
放射能の汚染の現実を知り対策をとること、こんな被害を繰り返さないために原発のない未来を作ること。日常の課題と目標です。