原発を考える映画会 第2弾!12月8日「原発ほんまかいな」上映会のお知らせ

【2011年3月11日、冷却水を喪失し、一気にメルトダウンと水素爆発にむかった福島第一原発…「電気事業連合会のパンフレットには『地震にも津波にも大丈夫』て書いてあるけど、うちら、だまされてたんとちゃうか?」「なんでそんな危ないもんが日本中にあるねん!」と、パンフレットを手に、八百屋の店先で悩み始めた由貴江と容子…】

 そんなイントロで始まる「原発ほんまかいな」というDVDを、12月8日(土)午後2時から、ルミエール府中で上映します。
福島第一原発の事故以来、原発推進派の言ってきたことはウソだったのではないかと疑問を持った主婦2人の様々な疑問に、専門家や当事者が答えることで、推進派を論破するというストーリーです。原発のほんとうのことは、私たちは本当に知らないできた、知らされなかったのだと実感させられます。

 核燃料の原料のウランは、国産資源ではありません。海外の先住民の土地から産出されます。オーストラリアのウランは東電が買い、福島原発にも使われていました。そこでは日常的に被ばくや、鉱滓や廃液の垂れ流しによる環境汚染があり、先住民の生存権を脅かしていました。反対の声も多くありました。

 日本中の原発での定期検査の際の被ばく労働も、労災と認められないどころか、様々な事故とともに隠されてきました。巨費をかけ建設した再処理工場は、使用済み核燃料の始末もできず、しかし費用は電気料金に上乗せされ、私たちが負担していました。
福島事故を起こした東電は補償どころか、いまだに謝罪もありません。原発を再稼働しないと電気料金が上がるという脅しにも近い言い分を通しています。

 そんなことは許せない…と強く思わせるDVDです。ぜひ、ご覧ください。