多摩市の「資源化センター」(エコプラザ多摩)の、容器包装プラスチック選別の様子を見学

府中市の「容器包装プラスチック」のピンク袋の中身との違いに驚き!
 
4月3日、近隣のネット議員数名で、多摩市の「エコプラザ多摩」を見学に行きました。びんや缶、ペットボトル、プラスチックを選別、資源化している施設です。
 プラスチックは、容器包装プラスチックと製品プラスチックを一緒に有料袋で回収したものを、ベルトコンベア上で選別しています。流れているプラスチックが府中市のものよりずっときれいでした。府中市のリサイクルプラザでは、異物や生ごみなどをレジ袋に入れたまま詰め込んであるピンク袋が多いことで、容器包装リサイクル協会の評価が悪かったことを、昨年府中市は盛んに市民に広報啓発しました。そのため私は視察に行き、作業を見たので、ここはなんでこんなに違うの!と驚きでした。生ごみの悪臭もほとんどありませんでした。

選別の様子

手前がCDケースを集めた袋。奥の袋はハンガーが入っていました

 

 

 

 

 

 

 

 選別後にまとめたベールは、容器包装リサイクル協会の評価が常にAランクであり、価値が高いため、いろんな業界からの需要があるそうです。CDケースやクリーニング店のハンガーなども、ベルトコンベアでの選別の間に生ごみなどと一緒になって汚れることもないので、分けておいて、別途に業者に引き取ってもらえ、収入になっているとか。

圧縮梱包されたベールが積まれたところ

 

 

 

 

 

 

 

 
 多摩市は2000年にダストボックスを廃止し、2008年から有料化を開始しています。歴史の違いなのか、市民の意識の違いなのか。他市の状況を知ると、府中市の「容器包装プラスチック」は「資源」ではなく「ごみ」に近いものだと思いました。