いざという時に使える? 清水が丘の「まち歩き」で見た「地下式消火栓」
府中・生活者ネットワークの「トッピクス」欄の最新記事「わくわくまちづくりトーク」のなかで、私たちが2月に実施した清水が丘3丁目の「まち歩き」を報告しました。
「まち歩き」の目的はこちらにも書いていますが、補足しますと、近い将来直面する「超高齢化社会」の処方箋として国(厚労省)が「地域包括ケアシステム」の構築を打ち出しています。最期まで地域社会で生きるためのシステムつくり、というコンセプトですが、府中市がどういう具体策を示すかはこれからです。それなら私たちも、地域をくまなく歩いて課題を探り具体的提案につなげようと始めたものです。
まず2月に清水が丘3丁目をくまなく回りました。トピックスの報告にあるように、狭あい道路、行き止まりの道路や法定外公共物が入り組んでいる地域もあり、防災の課題が大きいことを実感しました。
歩きながら気づいたのは「地下式消火栓」です。改めて存在を意識しました。四角いマンホールのようなものです。これについて「まちづくりトーク」の参加者の方から、特にお話がありました。「場所が知らされているか。周りのしるしが消えかけているところもある。ふたの開け方も知られてないし、いざという時、使えるように訓練しているのか」と。
確かに、ネットで検索すると、使い方を示している自治体がいくつか出てきましたが、1人では使えないようで、訓練しなくては、とても使えそうもありません。
参考までに、自宅回りで確認した消火栓と近くにある標識の様子を写真で紹介しておきます。地域の防災のためにもっとアピールが必要だと思いました。